量産型な普通の人の日常

世の中でいうところの普通の人です。それなりに普通の生活をしています。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3LR98WWF2T89?ref_=wl_share

休職にいたる病

休職した。4年ぶりぐらいか。

今回も休職を決断するまでにズルズルと有休を全消化し、それでも飽き足らず休むもんだから不就労扱いになって、3月の給料は天引きが多そうだ。

 

そんなこんなで2月から続いていた不調に終止符を打ち、3月から休職することとなった。病名は聞いていないが、おそらく鬱寄りの適応障害なんだろう。

鬱病というのは断定するまでに色々とヒアリングやら何やら必要らしく、そこにいたる状況を色々なんだかんだ鑑みて、適応障害という病名に落ち着かせてくれるらしい。知らんけど。

 

かかりつけのメンタルクリニックにかかっている間に、

職場の産業医にも相談をした。

 

普段はお世話になることはないが、

改めて別の医師と話すと、気持ちもフラットになっていたせいか号泣してしまった。

そこでやっぱり休みたいんだな本当は、、と自分自身の気持ちにも気付くことができた。

 

また、今回は初めてリワークにも挑戦することになった。

逃げ癖については以前から感じていたし、向き合って自分自身を変えたいと思う。

 

休職期間は半年ぐらいになるかもしれない。

この先何十年と働いていくうちの半年だと思えば、しっかり療養していってもいいのかなと思う。

 

今日はここまで。

七転び六起き

ここ最近メンタルに不調をきたしていて、職場にも足が遠のいている。

 

先週久しぶりにメンタルクリニックに行き、医師に相談。

前回休職したときに比べれば大したことないと自分自身も思っていたし、

おそらく先生にもそう思われて、「明日から行けるなら仕事に行きなさい」と。

 

やはり精神科の先生はすごい。

診断書という免罪符が欲しいなと思う反面、ここで甘えてしまっては引き返せないと

焦る自分もいて、どちらかというと後者の想いが強かっただけに、少し救われた気がした。

 

と思っていたが今週はどうにもダメだ。

週末挟んでのブルーマンデイを乗り切れず、朝家を出たものの職場の最寄り駅を通過し、知らない街に降り立った。

 

駅前のマクドナルドに入って朝マック

たいして腹も空いていなかったけど、他に店もやっていないので10時まで時間を潰す。

 

あ、職場への連絡すらしていなかったことに気が付き、慌ててメール。

いつからか電話連絡することもなくなった。日によっては連絡すらしないで無断欠勤。

 

今までとは違って、仕事なんてどうにでもなってしまえとか、

自分の代わりに誰かが苦しめばいいなんて、とんでもないことを思ってたりするものだから、罪悪感もない。

 

それほど貢献はしてきたつもりだし、

色々と被ってきたものも多いと思っている。

 

それにしても無責任極まりないし、人間として終わっているなと、

我ながら思ったりして、何がしたいんだかもう分からなくなっている。

 

30を過ぎて大した経験もしていなければ、

大した知識もない。

 

職場で水面下に繰り広げられる業務の押し付け。

断り切れないのを分かっていながらさんざん振られた仕事も、業務知識が乏しいので

自身の無能ぶりをひたすら感じて自己嫌悪。

 

同僚は同僚で、優秀なのは認めるが、

優秀ゆえの全能感というか、出来ないやつを揶揄して楽しむ余裕すらあるようだし、

なんだかそういう空気感にも嫌気がさしている。

 

今週またクリニックに行くので、

ひとまず休もうと思う。

 

有休にも限度があるので、

もう使えないクズとして、組織にしがみつかせていただくほか無さそう。

 

とりあえず開き直って、休みます。

あとは任せました。

 

今日はここまで。

一休み、二休み

育休を取得した。

そして、その育休が終わった。

 

職場に復帰したのだけれど、どうにも居心地が悪い。

仕事がつらいということはない。難しいということもない。

 

ただ、一日中同じ空間に座り続けていることへの猛烈な拒絶反応があった。

 

結局今日は、職場近くまで行って、引き返してしまった。

数年前に適応障害で休職した時ほどではないが。

 

仕事の時は朝6時に起床する。

一緒に長女も起きてきて、「パパ、朝ごはん」と要求。

一緒に食べて、ぼーっとして、しばらくしたら自分は家を出なくてはいけない。

 

妻はまだ起きてこない。

おそらく起きているが、下の子がグズグズしているのかもしれない。

 

そんなわけで、薄暗いリビングに長女を置いて、

自分は仕事に向かう。「パパ、早く帰ってきてね」の一言が重い。

 

今の仕事に誇りもやりがいもない。

実働以上にもらえる給料、身に余るボーナス給以外は、

特に価値がないと思っている。

 

数か月間、家族との貴重な時間を過ごしたからか、

毎日仕事をするということへの苦痛がすさまじい。

 

この気持ちをありのまま話すことなんかできないけど、

少しずつ頑張らないといけない。

 

男の育児休暇、取る前からあれこれ言われ、

復帰したらフルで稼働しないといけない。

 

心も身体も休まりすぎてしまって、

もうダメかもしれないけど、つぶれてしまわないように、

少しずつやっていく。

親とは、子とは

初めて実家を出て、彼女(のちの妻)と同棲を始めた時、

風呂の排水溝にたまった髪の毛を見て、母親が普段から掃除してくれてたからか、

こんなの見たことなかったなと母を思ったり、

 

子の親になって初めて、

子ども3人を奨学金なしで大学に通わせてくれてた父、すごいなと思ったり、

 

尊敬することは多々あるのだけれど、それでも両親のことが好きではない。

 

 

自分は社会人1年目のとき、

激務の末に職場から逃走、家にも帰らずに西へ西へ、南へ南へ、沖縄へ。

今思えば、とにかく物理的に遠くへ行きたかったんだと思う。

 

だいたい1週間くらい遁走して、

説得されて家に帰った。

 

父からは「どっかで野垂れ死んでてくれてよかった」と言われたり、

母からも「明日から会社に行きなさい」と言われるだけだった。

 

その当時は明らかに鬱のような状態だったし

仕事のことを考えるだけで死にたくなった。

 

それでも両親は、わが子がこんなに軟弱なわけがない。気合が足らないと

叱責し続けた。

 

結局この数年後に退職し、今は別の業態で働いている。

 

あれから10年近く経つが

いまだに両親は、会うたびに「ちゃんと仕事してる?」と確認してくる。

そう聞きたくなる気持ちもわかるが、妻の前で言わないでほしい。

 

「お前は本当にメンタル弱いからね」とか、妻の前で言わないでほしい。

 

別に妻に隠しているわけではない。

結婚してからも精神的に参ってしまったことがあり、妻のススメで心療内科にも通った。

 

両親の時と違い、妻は責めなかった。

甘やかすわけでもないが、立ち止まらず、少しずつでも前に進めるように

優しく背中を押してくれた。

 

初めて行った心療内科の待合室で、

「なんで俺がこんなところに、、」と思ったが、いざ診察室に入ると

初めて会った男性医師に心境を吐露しただけで泣いてしまった。

 

悩んでいる人は、ほんの少しの勇気を振り絞って、

医療機関に行くことをおすすめする。

 

職場でも「〇〇さん、病んじゃったらしいよ」と楽しそうに話す人がいる。

その人もきっと、わが子の不登校を許さないだろうなと思う。

 

これからも、価値観の合わない人と仕事をしていくことがきっとあって、

そのたびにくじけてしまうかもしれない。

 

妻から言われた「休んでもいいから働き続けよう」を胸に、

家族を大切にしていきたいと思っている。

 

今日はここまで。

“普通”に転職した話

3年前に、新卒から6年間勤めた会社を転職をした。

 

激務というほどではなかったが、不規則ではあった。

取引先の中には外資企業もあったため、メールでのやりとりが深夜に発生したり、

急なオーダー変更で会社に飛んでいかなければならなかった。

 

不規則かつ、休みが前もってフィックスしなかったりで、

家族との時間も取りづらかった。

 

でも不思議と、メンタル不調に陥ることはほとんどなかった。

おそらく、男性比率が高く、かつ若手中心の職場だったので、

心なしか男子校のような雰囲気だったことが要因だと思う。

 

そんな会社であったが、

子どもが生まれたことをきっかけに、このままでよいのだろうかと思い、

子どもが生まれたその月に転職活動を始めた。

 

某団体職員である。

元々民間企業勤めだったこともあり、

公務員のような公的な仕事で、かつあまりおかしな人間の相手をしなくて

済みそうな業態に行きたかった。

 

のちに、それなりに別のことで神経をすり減らすことにはなるのだけれど。

 

エントリーシートと、職務経歴書、SPIに面接5回ほど。

今思えばよく通ったなと思うが、妻や子のおかげだったと思う。

 

あの頃の労働環境は自他ともに認める最底辺っぷりだったし、

その悲壮感が面接官にも伝わったんだと思う。

 

「転職したいなぁ」と思う人はたくさんいるが、

実際に行動に移せる人はごく僅かだったりする。

 

その差はおそらく「どれだけ切羽詰まっているか」だと思う。

 

この先あまり切羽詰まりたくはないが、

どこにでも行ける実力を身に着けていければいいのではと思っている。

 

今日はここまで。

夫婦喧嘩は犬も食わぬ、の話

「夫婦喧嘩とかするの?」

 

ある日、職場の同僚と昼食を取っていた際に聞かれた。

 

「しないなぁ」と答えたが、正確にはしたことがない。

 

妻とはマッチングアプリで知り合い、結婚を前提に交際をスタートして、

2年ほどして結婚。付き合い始めてからかれこれ8年くらいになる。

 

自分自身、他人に怒りをぶつけることに慣れていないし、

妻は妻で超がつく論理的な性格なので、喧嘩が発生しづらい。

 

妻曰く「相手に期待しすぎなければ、たいていのことは流せる」とのこと。

 

もちろん相手に対する小さな不満はある。

あったとしても、別に自分がちゃちゃっとやってしまえば数秒で終わってしまうことばかり。

 

ひとつの小さな不満が何回も続くようならさすがに注意する。

冗談交じりに。

 

とはいえ、自分は精神疾患にかかってから、

怒りの沸点が低くなったのは確かで、その矛先が妻ではなく幼い子供に向くことが

しばしばある。

 

これはおそらく、妻に対するモヤモヤを、無抵抗の子供に向けていることもあるかもしれない。非常に愚かだし、そういう状態になると散歩したりして家を飛び出すことにしている。

 

夫婦間のいさかいはよくあることで、すぐに和解することが多いから、他人が仲裁などするものではない。 また、仲裁するのはばかげている。 

                       by Google先生

 

相手に期待しすぎているから、その期待が裏切られたときに自分で勝手にイライラしているだけだと思う。

 

そんな時はムカつきながらも、好きなお菓子でも食べて留飲を下げるのが一番だと思う。

 

今日はここまで。

普通にマイホームを買った話

26歳の時、4200万でマイホームを購入した。

3LDK、75平米、駅近のマンションだった。

 

当時は婚約中で、正式に籍を入れてはなかったものの、

この人なら大丈夫だろという感覚だったと思う。

 

 

今思えば、子どもの成長に合わせて

その時々で適した広さの家があるのかもしれないが、

生活の土台を作るという意味では、さっさと家を買ってしまった方がいいと思う。

 

よくある「賃貸vs持家」論争なんてのは本当にどうでもよくて、

どちらにポジションを置くかでなんとでも言える。

 

ただ、「戸建てvsマンション」かでいえば、

圧倒的にマンション派である。

 

戸建ては結局「圧倒的マイホーム感」を享受する以外に

メリットが考えられない。

 

ごみ捨ては曜日で制限されていることが多いし、

居住スペース以外のケア(通りの掃き掃除など)や、

近隣住民とのシガラミなどなど。

 

駐車スペースにお金が掛からないかもしれないが、

そもそも車を持たないと生活できないような場所に家を買うこと自体

ナンセンスだと思っている。

 

年を取れば、2~3段の段差を登れずに生活できなくなる、

なんてこともあるし、そもそも家にたどり着くまでに坂道があると論外である。

 

以上のデメリットを余すことなく享受している姉夫婦には

本当にあきれてしまっているのだけれど、当の本人たちが幸せならいいかなとも思う。

それこそ余計なお世話なので、この気持ちはここで供養させてほしい。

 

今回はここまで。